活動内容
活動報告
両立支援
ライフイベント中の女性研究者のニーズを的確に把握し、女性 研究者へ包括的支援サービスを提供できるよう、one-stop サービスを目指します。
在宅勤務や土日入試業務への対応の他にも、以下のような取り組みを行いました。
ベビーケアルームの設置
戸畑キャンパスにおいて、本学の学生、教職員や一般の方々にもご利用いただけるように、ベビーケアルームを設置しており、お子さんのおむつ替えや着替え、授乳等にご利用可能となっています。
ベビーケアルームは、百周年中村記念館(カフェのルージュブランも同館内)の近くにあるため、ランチタイムなどはお子さん連れの一般の方々にもご利用いただいています。ベビーケアルームまでの建物の入り口には、スロープもあり、ベビーカーでも入室しやすくなっています。
場所:戸畑キャンパス内 総合教育棟1階(花壇側から入り、扉を入ってすぐ左)
利用時間:平日 午前8時~午後6時
相談室の設置
仕事?研究とライフイベントとの両立に関する相談や情報提供を目的に開設しました。包括的支援サービスの拠点となる場所です。
研究環境整備
ライフイベント中の研究者への支援
研究者支援制度を実施しています。
詳細はこちらをご覧ください。
女性研究者のネットワーク形成支援
男女共同参画推進室では、本学所属の女性教員?研究者?大学院生間のネットワーク「Ms.Kyutech-Network」、人財バンクとしての「Kyutech-Womanキャリア?バンク」を形成し、これらを積極的に機能させていくことを目指しています。今後とも、皆様の結束とご協力をお願いいたします。
■ Ms.Kyutech-Network
本学では、学内の女性教員?研究者?大学院生とのネットワーキングである「Ms.Kyutech-Network」を構築しています。「Ms.Kyutech-Network」所属の女性教員?大学院生には、例年10月開催の「工学女子シンポジウム」への参加?運営協力をいただいています。皆様の登録をお待ちしています。
登録については、こちらをご覧ください。
■ Kyutech-Womanキャリア?バンク
結婚?出産等を理由にリタイアするなどした九工大OG(卒業生?修了生)の復職?再就職を支援するとともに、研究者支援や中途採用等の積極的な取り組みを行っている企業からの人財照会に応えることを目的に、学内研究者及び登録企業等との間でキャリア?バンク(人財バンク)を試行的に運用しています。
登録については、こちらをご覧ください。
研究力強化
女性研究リーダー育成セミナーの開催
平成30年1月12日(金)
「理系女性教員の科研費申請?女性研究者リーダーシップの養成」
講師:生命体工学研究科 馬 廷麗 教授
本学、生命体工学研究科、馬廷麗教授を講師としてお迎えし、「理系女性教員の科研費申請?女性研究者リーダーシップの養成」についてお話いただきました。馬教授は、セミナー前半部分において、科研費申請書作成の365体育appポイント、採択されるための365体育appポイントについてお話しされ、後半部分では、女性研究者の国際比較、女性研究者リーダーになるための心構えについて話されました。
科研費採択率の向上
女性研究者の研究力の強化には、科研費採択率を上げていくことが肝要です。そのために、女性研究者が科研費獲得に挑戦していくための支援として、科研費採択に役立つ図書を附属図書館1階男女共同参画コーナーに用意しています。
研究力向上セミナー
平成30年9月12日(水)
「研究力向上セミナー プレゼン技術の向上を目指して」
講師:筑波大学芸術系 田中佐代子 教授
筑波大学医学医療系 三輪 佳宏 講師
筑波大学医学医療系 小林麻己人 講師
講師に、筑波大学の田中佐代子先生、三輪佳宏先生、小林麻己人先生をお招きし、研究者の研究力向上?プレゼン技術向上を目指して、ビジュアルデザインやプレゼン技術に関する講演のほか、事前に参加者から募ったプレゼン資料について、ビフォーアフターの形で、具体的に改善点をアドバイスいただきました。
本セミナーでは、参加者のプレゼン資料を基にグループ討議も行われ、具体的な改善ポイントなどについての活発な議論も見られました。参加者からは、「科研申請に役立ちそうです」「聞き手の立場に立つ視点を持つことの大切さを実感することができました」などの感想が寄せられました。
2019年12月10日(火)
「上位職に必要な研究力とマネジメントとは?~メンタリング?ジョブシャドウイングから得たヒント~」
講師:北海道大学大学院保健科学研究院教授?人材育成本部女性研究者支援室長 矢野理香教授
北海道大学ではキャリアアップを目指す女性研究者に対して上位職の教員(メンター)とのメンタリングや自己研鑽の研修としてジョブシャドウイングが実施されていますが、このジョブシャドウイングを受けられた矢野教授より、自らのご経験に基づき、教育?研究活動でのさまざまな気づきや上位職への意欲につながったことなどをご紹介いただきました。
質疑応答では各会場より活発な質問があり、またアンケートでは「非常に参考になり、実践していきたい内容でした」「研究面でも、組織人としてのあり方についても、大変参考になりました」などの多くの感想が寄せられました。
意識啓発
トップセミナー
平成29年12月21日(木)
「室蘭工業大学における男女共同参画の取組―女性教員比率の向上に向けて」
講師:木幡 行宏 教授(室蘭工業大学理事補、男女共同参画推進室長)
室蘭工業大学理事補 男女共同参画推進室長の木幡行宏教授をお迎えし、学長?理事?副学長?部局長といった執行部を対象に、「室蘭工業大学における男女共同参画の取り組み-女性教員比率の向上に向けて」というテーマで、男女共同参画に関する講演を行って頂きました。同大学の女性限定公募その他の取り組みについてお話しいただき、貴重な情報を得ることができ、質疑応答では、参加者から多くの質問が出され、熱心な討論が展開されました。
平成30年12月17日(月)
「女性活躍 はじめの一歩」
講師:福岡労働局雇用環境?均等部長 松浦 貴子氏
福岡労働局雇用環境?均等部長 松浦 貴子氏をお迎えし、執行部及び管理職を対象に、「女性活躍 はじめの一歩」というテーマで、男女共同参画に関する意識啓発を目的に講演を行っていただきました。女性活躍の実情と今後についてグラフなどを用いてわかりやすく説明いただき、質疑応答においては、育児休暇中の女性に早期に復職してほしいときの伝え方や、利用しやすい勤務?休暇制度にはどのようなものがあるかなどについてアドバイスいただきました。
2019年9月20日(金)
「大阪大学の男女協働推進 -トップコミットメントとポジティブアクション」
講師:大阪大学 理事?副学長(ダイバーシティ&インクルージョン推進担当) 工藤眞由美氏
執行部及び管理職を対象に、大阪大学 理事?副学長(ダイバーシティ&インクルージョン推進担当)の工藤眞由美氏より、「大阪大学の男女協働推進 -トップコミットメントとポジティブアクション」と題して、講演を行っていただきました。産学連携という大阪大学の強みを最大限に生かし、企業等の外部の力を借りた積極的な取り組みと成果についてご説明いただき、質疑応答では、クロスアポイントメントの難しさについて等の質問に対して、ご経験に基づく有用なアドバイスをいただきました。
本セミナーの開催により、本学執行部?管理職において、男女共同参画意識の共有及び向上を図ることができました。
事務職員管理職セミナー
平成29年12月6日(水)
「管理職が知っておきたい「イクボス」の基本」
講師:郷田 郁子 氏(株式会社Ⅵコンサルティング 代表取締役)
平成29年10月27日(金)に北九州市の「北九州イクボス同盟」に加盟した本学では、事務局長?課長級?課長補佐級の事務職員管理職を対象に「イクボスセミナー」を実施しました。
「イクボス」とは、 部下や職場スタッフのワーク?ライフ?バランスを考え、 その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことが出来る上司のことであり、本学でもこの「イクボス」を積極的に育成していこうと考え、その取り組みの一環として開催しました。改めて自身と部下との
働き方を考える機会を得ることができ、終了後のアンケートでは「部下への思いやりの大切さを痛感した」という
声もありました。
教職員対象講演会?セミナー
平成30年1月24日(水)
「国連SDGsと日本の男女共同参画」
講師:福津市 副市長 松田 美幸 氏
福津市副市長松田美幸氏を講師としてお招きし、男女共同参画啓発講演会を開催しました。講演では、男女共同参画社会についての定義と国際的取組の歴史、男女平等の達成度における日本の国際順位、第4次男女共同参画基本計画、SDGs(持続可能な開発目標)、性差に着目したイノベーションの国際会議であるジェンダーサミットなどに
ついて興味深い貴重なお話をいただきました。
平成30年3月13日(火)、14日(水)
「女性研究者の仕事と介護の両立に関するセミナー」
1.女性研究者の仕事と介護の両立
講師:木村周吾氏(パーソナルケア株式会社介護事業本部長)
2.認知症について
講師:秋山恒夫氏(パーソナルケア株式会社スマートライフ事業部開発課課長)
今年度、男女共同参画推進室が実施した全職員を対象としたアンケート調査から、介護問題は365体育app課題であることが明らかになりました。その結果を踏まえ、本学に介護問題のスペシャリストをお招きし、仕事と介護の両立についてセミナーを開催しました。
講師の木村氏からは、介護に向き合わなくてはならない人たちへ、仕事との両立や専門職の力を借りることについてお話を頂き、続く秋山氏は、認知症について話され、早期発見をすれば症状を抑えることもできるため、認知症を見極めるための具体的な諸症状および認知症予防法として、食事?運動?コミュニケーションの大切さをお話しされました。どの参加者も真剣にセミナーを受講し、介護問題?対処方法について学ぶことができました。なお、希望者はセミナー後、個別相談の時間も設けました。
平成30年10月10日(水)、31日(水)
「デートDV講演会」
講師:佐賀県DV総合対策センター長 原 健一氏
近年、「配偶者?恋人からの暴力」であるドメスティック?バイオレンス(DV)が、10代から20代の若年層カップルの間でも問題になっています。交際中の相手から暴力をふるわれる「デートDV」という暴力について、佐賀県DV総合対策センター長の原 健一氏をお迎えして、講演を行っていただきました。原センター長からは、男女間の交際に限らず、友達や周りの人間関係を築くうえで、気を付けたい言動について、実際に事例と映像が紹介されました。飯塚?戸畑両キャンパスで約70名の学生?教職員の参加があり、終了後のアンケートからは「大変分かりやすかった」「言葉しか知らなかったけど、知識を身につけることができました」「周りに困っている人がいたら力になりたい」等の多くの声が寄せられました。また、飯塚キャンパスでは、講演後に学生との座談会も行われました。
平成31年1月31日(木)
「LGBT講演会」
講師:AO*AQUA 健崎まひろ氏
LGBTとは、LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)などの性的マイノリティの方々の総称であり、日本において、その割合は人口の約8%ほどとも言われており、また近年では映画やドラマなどでもLGBTについて取り上げられることも増えてきたこともあり、
関心の高いテーマとなりました。
佐賀を中心に活動されているLGBT支援団体AO*AQUA(アオ?アクア)の健崎まひろ氏を講師としてお招きし、
まずはLGBTについての基本的な情報についての説明が行われました。そして、大学生としての困りごとや、知人?友人にカミングアウトされたときの対応、あるいはトイレのことなど、日常的な生活シーンにおける課題について
お話がありました。講演後には活発な質疑応答があり、時間が延長になったほどで、終了後のアンケートからは
「学生対応する職員として、知るべき内容でした」「当事者が話をされるという点はとても大切で貴重なことと思います」など、大変好評でした。
平成31年3月7日(木)、8日(金)
「仕事と介護の両立に関するセミナー」
講師:パーソナルケア株式会社 スマートライフ事業部開発課課長 秋山恒夫氏
前年度も同様の介護セミナーを開催しましたが、さらにニーズも高くなり、今年度も開催することとなりました。
前回は、仕事と介護の両立を達成するために必要な知識や行動の仕方など、介護生活の基礎的なことについて講演いただきましたが、今回のセミナーでは、さらに一歩進んで、いざ介護に直面した時や介護生活の中で「どんなところで悩み、負担になるのか」「どのようなポイントを押さえればいいか」など、実際の介護の現場の事例を用いて、
より具体的な対応、対処の仕方、考えるべきポイントを学ぶことができました。
また、飯塚では新たにグループワークの手法を用いて、より実体験に近い形で介護を経験している教職員、学生の
気持ちに寄り添った支援の必要性を感じることができました。
セミナー終了後は、個別相談の時間も設けました。
平成31年3月19日(火)
「子育て?介護とお金の話 ~もしも、あなたが100歳まで生きるとしたら~」
講師:ファイナンシャルプランナー 内木場 豊氏
NPO法人ファザーリング?ジャパン九州の副代表幹事で、「家計簿パパ」としてご活躍中のファイナンシャルプランナーでもある内木場 豊氏をお招きし、子育てと介護とお金の話について講演いただきました。ご自身の子育て経験のお話も交えながら、子育て中の教育資金のことや、人生100年時代に向けて年金生活の準備など、身近なのにあまり知られていない「お金の話」を通じて、「家族が想い描く楽しい暮らし」を実現させるためのマネープランについてお話いただきました。
本講演会は、北九州市の市政だよりにおいても参加者を募集し、一般の方にもご参加いただきました。
講演会終了後には、教職員の希望者に相談会も実施しました。
2019年7月16日(火)【戸畑】、2019年7月19日(金)【飯塚】
DV未然防止教育講演会
「お互いを大切にして よりよい関係を築くために~交際相手からの暴力“デートDV”について~」
講師:佐賀県DV総合対策センター長 原健一氏
前年10月にも本学にお越し頂いた佐賀県DV総合対策センター長の原健一氏をお迎えして、交際中の相手からの身体的?精神的な暴力を受ける「デートDV」について、ご講演頂きました。
「デートDV」の様々な事例をもとに、「どのようなことがデートDVに当たるのか」「デートDVが進行すると、どのようなことが起こるのか」「当事者の心理状態」などが紹介されました。両キャンパスで約160名の学生?教職員の参加があり、終了後のアンケートからは「相手を尊重することの大切さを改めて感じた」「自分が相談を受けた場合の対応を学べた」等、多くの声が寄せられました。
2019年11月25日(月)
LGBT?SOGIE講演会
「知っていますか? LGBT?SOGIE ~教育現場における課題から~」
講師:NPO法人RainbowSoup代表 五十嵐ゆり氏
昨年度、本学で初めて飯塚キャンパスにて「LGBT講演会」を開催いたしましたが、今年度は内容を拡大し、「LGBT?SOGIE講演会」として開催しました。
性的マイノリティに関する情報発信?啓蒙活動を行っている福岡県のNPO法人RainbowSoup代表 五十嵐ゆり氏を講師としてお招きし、LGBT及びSOGIEについての解説から始まり、性的マイノリティの人たちの困りごと、今後の取り組み等について、わかりやすく説明していただきました。近隣大学の対応状況などについてもご紹介いただき、大学教職員として、今後どのように学生や身近な人に接していくかということについて、アドバイスいただきました。
3キャンパス合計で39人の参加があり、終了後のアンケートからは「大変わかりやすく、受け入れやすかった」、「今後の取り組みについて具体的に教えていただけたのがよかった」などの感想が寄せられました。
※SOGIEとは、性的指向(Sexual Orientation)、性自認(Gender Identity)、ジェンダー表現(Gender Expression)を組み合わせた用語で、近年の国際社会で用いられるようになってきた言葉です。
2020年1月24日(金)
男女共同参画講演会
「プレゼン力が高まる『伝える技術』~ダイバーシティ社会で求められるコミュニケーション能力とは~」
講師:iDen「伝える技術」チーフ?インストラクターの荒井ゆき江氏、茨木敏郎氏
講演後は希望者による「日本語クラス」「英語クラス」のグループレッスンを行い、合計で61名の参加者がありました。
講演会では、隣席の人とペアになり、お互いの自己紹介を動画撮影をして自らを確認?客観視することを体験するなどにより、プレゼン力向上のための基本的なポイントを学びました。
また、グループレッスンでは、事前課題に沿ったスピーチを行うことで練習と客観視を繰り返し、「伝える技術」の習得に励みました。
参加者アンケートからは、「非言語(表情?身振り等)を意識していきたい」「就職活動中なので自己PRのプレゼンで早速使いたい」との声が寄せられました。
2020年2月6日(木)【若松】、2020年2月7日(金)【戸畑】
「仕事と介護の両立支援セミナー」
講師:株式会社ユメコム 常務取締役 橋本珠美氏
講師の育児と介護のダブルケアの体験談や介護に備えるための事前準備として介護サービス全般に関する情報、今の自分にできること、実際に介護にかかるお金のことなどをお話しいただきました。
セミナー後、希望者には個別相談の時間を設けて講師からアドバイスをいただきました。
両キャンパスで20名の参加があり、終了後のアンケートからは「公的介護保険制度の“介護予防”については初耳でした」「突然の日が来る前に今できることを考えたい」という感想が寄せられました。
2020年2月18日(火)
男女共同参画推進講演会
「ダニエルのすごくあたりまえの男女共同参画論」
講師:タレント?山形弁研究家 ダニエル?カール氏
ダニエル氏が出身のカリフォルニアと日本のホームステイ先で過ごした家族の中で感じた「男女差」のお話や、お互いを知るために必要なコミュニケーションとしての日本語の「曖昧さ」を指摘し、自分の思いを口にしなくても以心伝心で相手に伝わるのが当たり前だと思わずに、思いと言葉を一致させて相手に伝えながら、性別に関わらずお互いを尊重して分かり合うことが男女共同参画の第一歩であるとお話がありました。
教職員?学生及び一般市民より79名の参加があった会場は軽快な山形弁に包まれ、終了後のアンケートからは「意思疎通、言葉を通じてコミュニケーションの大切さがわかりました。そこをベースに男女共同参画が始まるのは確かに!と思いました。」「あるある話が多くて大笑いしてしまった。」と感想が寄せられました。
次世代育成
高専との協働シンポジウム開催
平成29年10月21日(土)
「夢を見つける 工学女子シンポジウム」
平成29年7月から本学教員と北九州高専教員および本学女子院生と女子高専生でシンポジウム開催の検討を重ね、男女共同参画推進室が運営面をサポートし、10月21日(土)に戸畑キャンパスにて、「工学女子シンポジウム」を開催しました。
シンポジウムには約70名が参加し、本学女性研究者2名、女子院生4名、北九州高専の女子高専生2名の報告が行われました。講演の合間には、報告者と参加者の交流も見られ、参加者からは、「工学系の垣根が低くなり、身近に感じられるようになった」、「工学といっても、いろいろな種類があり、女子が活躍できることもわかり良かった」という意見が寄せられました。
平成30年10月20日(土)
「夢を見つける 工学女子シンポジウム2018」
前年度に引き続き、本学女性研究者、女性大学院生、女子高専生による「工学女子シンポジウム2018」を開催し、前回の参加者数70名を超える、80名の参加がありました。
本学女性研究者2名および本学4名の女子大学院生と北九州工業高等専門学校の2名の女子学生が、工学系を目指したきっかけや日頃の研究内容等の発表を行いました。その後、1階フォーラムでお菓子ビュッフェ交流会を開き、会場を囲むように学科?研究室及び企業?自治体のポスターセッションも行われました。交流会が始まると、スイーツビュッフェのお菓子を片手に、活発的な交流があちこちで見られ、発表者と来場した高校生?保護者?企業?自治体関係者との会話も弾み、和気あいあいとした雰囲気となりました。参加してくださった13名の高校生も、交流会では本学院生等から直接、研究内容の話や学生生活について聞く機会も持てたようです。「工学に興味があって、シンポジウムに参加しました」という女子高校生や、「子供が進路選択に悩んでいたので今日はたくさんお話が聞けて良かったです」という保護者の方などから嬉しい声を聞くことができました。また、女子学生達にとっても、人前で自身の研究や経験を発表し、工学系の研究内容や楽しさを知ってもらう良い機会となりました。
2019年10月5日(土)
「夢を見つける 工学女子シンポジウム2019」
本学女性研究者、女性大学院生、女子高専生による「工学女子シンポジウム2019」を開催し、年々参加者数を伸ばし、91名の参加がありました。
本学女性研究者2名および本学4名の女子大学院生と北九州工業高等専門学校の2名の女子学生が講演及び発表を行いました。その後、お菓子ビュッフェ交流会を開き、会場を囲むように学科?研究室及び企業?自治体のポスターセッションも行われました。また今回は本学職員で構成されている「SDGsジョブチャレンジチーム」も参加し取組事例を紹介しました。
交流会が始まると、スイーツビュッフェのお菓子で会話も弾み、参加した高校生は本学院生等から直接、研究内容の話や学生生活について聞く機会が持てたようです。
「実際に大学院生から色々な話を聞いて自分も何年か後にはこんな姿になりたい」という女子高校生や、「進路選択の仕方など参考になりました」という保護者の方の声を聞くことができました。
ネットワーキング
地域との連携
平成29年8月9日(水)<飯塚キャンパス>
平成29年8月29日(火)<戸畑キャンパス>
福岡県事業「女子中高生進路選択応援事業」への協力
福岡県が昨年度より実施している「女子中高生進路選択応援事業」に対して協力を行いました。本事業は、本学を
訪問した女子中高生に、女性研究者が自分の研究内容等を紹介し、研究の面白さを伝え、そのことにより女子中学生の理系進学を進めようとする事業です。8月9日(水)に、飯塚キャンパスにて2人の女性研究者が、8月29日(火)には戸畑キャンパスにて2人の女性研究者が対応しました。
平成30年8月28日(火)<戸畑キャンパス>
『一日工大女子体験』(北九州市事業?女子中学生向け理工系職業体験プログラム「リケ女部!」)
北九州市がものづくりのまちとして、女性の理工系分野への参入を促進することを目的に初開催した女子中学生対象の理工系職業体験プログラム「リケ女部!」のイベントに本学も参加し、体験プログラム『一日工大女子体験』を実施しました。
工学研究院機械知能工学研究系 黒島准教授より、本学の紹介や進路を考える時のポイント、本学の最新の就職情報の説明を行い、続いて工学研究院物質工学研究系の高瀬助教からは、自身の経験に基づく進路選択の話がありました。その後、遺伝子関連?生体系セラミックス関連の研究室見学を行い、最後に、高瀬助教の指導のもと、大学生と一緒に身近にある様々な物で電池を作る実験を行いました。終了後、参加者からは「楽しかった」「実験で液と液を混ぜると色が変わったことが面白かった」など多くの感想が寄せられました。
平成30年12月20日(木)<飯塚キャンパス>
福岡県事業「女子中高生進路選択応援事業」への協力
飯塚キャンパスにて、2人の女性研究者が女子中学生に対して、自身の進路選択のきっかけ、研究者としての活動や
研究内容について、熱意を持ってお話をいたしました。参加した女子中学生からは熱心な質問も行われ、理系の研究活動の楽しさを伝える良い機会となりました。
2019年8月21日(水)<戸畑キャンパス>
『一日工大女子体験』(北九州市事業?女子中学生向け理工系職業体験プログラム「リケ女部!」)
北九州市が昨年度より開催している女子中学生対象の理工系職業体験プログラム「リケ女部!」のイベントが今年度も実施されました。本学では『一日工大女子体験2019』として、2つの体験実験プログラムを企画し、市内の17名の女子中学生が参加しました。
「博士になってパワフル電池を作ろう」の実験プログラムでは、工学研究院物質工学研究系応用化学部門 高瀬聡子助教を中心に、女子中学生がいろいろな金属と溶液を組み合わせて大きな電気を取り出すことに挑戦しました。また、「数学指向系女子のための人工知能&ロボット体験」プログラムでは、工学研究院基礎科学研究系数理科学部門 花沢明俊准教授のもと、小型ロボットにセンサー条件とモーター駆動をプログラムすることにより、AIについて学びました。
女子中学生が真剣な表情で実験に取り組む姿や、実験が成功したときに見せた笑顔が印象的でした。終了後、参加者からは「学校では習わないことが勉強できてよかった」など多くの感想が寄せられました。