最先端にもできないことを Kyutech
未 来 思 考








姿

私たちのビジョンは「未来思考」。
大切なのは、まだ見ぬ未来にどう立ち向かうか、 だ。

たとえ最新の技術でも、
誰も経験していない課題は太刀打ちできない。

そこで、私たちは思考する。
想像が、技術とかけ合わさって革新になる瞬間まで
地道に、愚直に、 何度でも。

さあ、世界が解決策を待っている。
頭の中にある景色を、 その手で現実にするんだ。

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九工大のめざす姿

経営上の方針

本学は、1909年の開校以来「技術に堪能なる士君子」の養成という建学の精神を継承し、我が国の産業発展に資する人材を社会に輩出するとともに、学術の高度化と新技術の創出を通して地域や我が国の産業の発展に貢献してきました。
国立大学法人化後は、学長のリーダーシップの下、透明性の高い人事制度や全学的な施設マネジメント等の制度を他大学に先駆けて導入し、教育と研究を支えるガバナンス強化を迅速かつ着実に進めてきました。

第3期中期目標?中期計画期間においては、国際社会で活躍できる工学系人材が習得すべき能力をグローバル?コンピテンシーとして定義、実践し、独立行政法人大学改革支援?学位授与機構が実施した大学機関別選択評価の「教育の国際化」で、最高レベルの評価を受けるなど、グローバル?エンジニアの育成で優れた成果を上げ、内外から高い評価を受けました。
また、研究分野においては、共同研究講座制度と学術指導制度を新たに導入し、産学連携による大型の共同研究講座を11件新設する等、産業界との多様な連携を実践するとともに、海外大学との組織的な共同研究制度の導入などにより、研究活動の国際化を推進することによって、研究活動の量的拡充と質的向上を実現してきました。
管理運営では、学内で働く職員との対話を進め、一人一人が安心と誇りを持って働くことができる職場環境や、組織の力を最大化する評価制度、人材育成制度の充実に力を入れてきました。

第4期中期目標?中期計画期間においては、「社会変革に貢献するための持続的なイノベーションサイクルの構築」「変化が加速する社会において、活躍し続けることができる工学系人材の育成」を重点項目とし、これまでに培った多様なステークホルダーとの対話を更に深化させて、本学の果たすべき役割を分析と洞察で見極めるとともに、強化してきたガバナンス体制や、組織の力を活用して改革を進め、ステークホルダーにとって「かけがえのない存在」であり続けたいと考えています。

九州工業大学長 三谷 康範

Executive Summary

Executive Summary

Executive Summary

本学は基本理念、基本方針及びアクションプランに則り、機動的、効率的な組織運営を推進することとし、教育面では、365体育app4年度、情報工学府において、主?副プログラムにより専門性と俯瞰的視野を身に付ける教育を行うこととし、博士前期課程を一専攻化する等の改組を実施しました。

研究産学連携活動では、学長のリーダーシップの下、「組織」対「組織」の産学官連携の推進を目的として設置している共同研究講座制度に加え、365体育app4年度からは、外部機関と連携して教育研究を通じて多様化する社会的ニーズに対応した人材育成等を行うための拠点を設置する「社会連携講座制度」を導入し、「半導体産業イノベーション推進連携部門」(相手先:北九州産業学術推進機構)がマイクロ化総合技術センター内に設置されて2年度目を迎えました。365体育app5年4月には、企業との連携によりブロックチェーン技術者の人材育成を行うこと等を目的とした2つ目の社会連携講座「Web3 Lab」、365体育app5年6月には、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズと連携し、九州工業大学内の技術シーズの探求発掘、インキュベーション、創業に対するサポートに取り組むことで、大学発ベンチャー創出を目的とした3つ目の社会連携講座「FFG大学発ベンチャー創業支援プログラム」が設置されました。

また、本学は、強みである「ロボット?超小型人工衛星技術」「極限環境通信技術」「省エネ化技術」を掛け算することで生み出される「極限ロボット」軸に、アカデミアの革新的アイデアを地球規模の課題解決や社会変革に繋ぐ、世界的なイノベーション創出大学となるべく機能強化を進めています。その第一歩として365体育app5年度は、文部科学省「地域中核?特色ある研究大学の連携による産学官連携?共同研究の施設整備事業」、内閣府「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の採択や文部科学省概算要求による「未来思考実証センター」の設置が承認されるなど、地域?中核大学としての環境?仕組構築を強力に進めています。さらに、共同主幹機関として、九州?沖縄圏の17大学と組織したPARKSがJST事業「スタートアップ?エコシステム共創プログラム」に採択されており、本学は技術開発と事業開発を両輪にイノベーションエコシステムを形成しています。

運営組織の改革としては、従来教育研究組織と管理運営組織に分かれていた学内組織を、365体育app4年度から本部制に統合しました。教職協働を行い易い体制にするとともに、組織の目標及び責任と権限、指示命令系統を明確にすることで、組織の目標達成力を強化しました。

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