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世界大会『RoboCup 2018』で優勝!2連覇の快挙!!

更新日:2018.06.26

 平成30年6月18日(月)~22日(金)、カナダのモントリオールで開催された自律ロボットの世界最大の競技会『RoboCup 2018』で、本学大学院生命体工学研究科 田向権 准教授が率いる学生チーム『Hibikino-Musashi@Home』が、見事優勝、大会2連覇の快挙を成し遂げました。
 『Hibikino-Musashi@Home』は、生活支援ロボットの性能を競う@ホームリーグに出場し、TOYOTA HSR*を用いる標準リーグ(Domestic Standard Platform League)にて、昨年に名古屋で開催された『RoboCup 2017』での優勝に続き、大会2連覇を達成、また、ロボットによる食事の後片付けをテーマとしたP&Gチャレンジでは、他リーグのロボットを含む@ホームリーグ全チームの中で最高成績を達成し、”P&G Award”も受賞しました。

 RoboCup@Home League(@ホームリーグ)は、家庭やオフィスといった、人間の生活空間で人間と協力して働くサービスロボットの性能を評価するリーグで、ロボットには、人間と自然な意思疎通を行い、周辺の環境を認識し、自ら行動を計画し実行するための、高い人工知能の能力が求められます。@ホームリーグはRoboCupの中で急成長のリーグであり、かつ、企業からの注目度も極めて高く、トヨタやソフトバンクのロボットも標準機として採用されています。
 『Hibikino-Musashi@Home』は、生命体工学研究科の複数の研究室から学生が集まって結成された学生サークルチームで、各研究室の様々な研究成果をロボットへと集結することで未来の生活支援ロボットの研究開発を行っています。本学では同窓会である明専会や企業と連携し、学生グループによる創造的なプロジェクトを強力にサポート(学生プロジェクト)をしており、同チームは4年連続で学生プロジェクトに採択されています。

【用語解説】
* TOYOTA HSR:トヨタ自動車(株)が開発した、障がい者や高齢者などの家庭内での自主的な生活をアシストする生活支援ロボットで、本学大学院生命体工学研究科の柴田教授、および田向准教授の研究グループが、トヨタ自動車(株)との共同研究に用いているものです


Hibikino-Musashi@Home 集合写真

Hibikino-Musashi@Home 集合写真


◇詳細はこちらから(プレスリリース本文)

◇問い合わせ先
 九州工業大学 総務課広報企画係(用正)
 Tel : 093-884-3007
 E-mail : sou-kouhou*jimu.kyutech.ac.jp(*を@に置き換えてメールをお願いいたします)


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