更新日:2010.08.30
平成22年8月28日(土)、戸畑キャンパスにおいて宇宙オープンキャンパス~大学で宇宙を学ぼう~を開催しました。
九州工業大学スペースアカデミー発足記念として、市民の皆様に宇宙を身近に感じていただく目的で開催されたもので、残暑の中、中高生や家族連れの方々など、約250名の参加者がありました。
第1部では、松永学長の開会挨拶、趙宇宙環境技術ラボラトリー施設長によるスペースアカデミーの紹介に引き続き、JAXA(宇宙航空研究開発機構)理事であり、本学の卒業生でもある白木邦明氏による講演会が開催されました。「国際宇宙ステーション計画と日本の有人宇宙活動」と題した講演では、国際宇宙ステーション(ISS)の現状や、若田、野口宇宙飛行士のISS長期滞在についてなど、大変興味深い内容を分かりやすく説明いただきました。質疑応答では、小学生等から「ISSは将来なくなってしまうのですか。」「宇宙へのエレベーター構想はいつ実現するのですか。」といった質問が次々と飛び出しました。
第2部では、グループ毎に各宇宙関連研究施設に移動し、ロケットの振動実験や宇宙ゴミの衝突実験、風洞実験などを見学。参加者の皆さんは、普段なかなか見ることのない大学の施設や実験を目にして驚いた様子で、熱心に説明に耳を傾けていました。参加者からのアンケートでは、「宇宙に興味がわいた。」「楽しかった。」などの感想が寄せられ好評のうちに終了しました。
九州工業大学スペースアカデミーについて詳しくは こちら から