更新日:2013.04.24
平成25年4月18日(水)、戸畑キャンパスにおいて、第20回歯工学連携講演会を開催しました。
講師には、カナダウェスタンオンタリオ大学 Robert H.E. Hudson 教授をお迎えしました。「核酸化学者の道具箱の拡張:新しい蛍光性シチジン類縁体」と題して講演が行われ、90名が参加しました。
環境変化に敏感に応答する蛍光性核酸類縁体は核酸化学において様々な応用がなされています。本講演でHudson教授には、ピロールがシトシンに縮環したピロロシトシン(pC)に注目した研究を紹介して頂きました。なぜpCに興味を持つようになったのか、また、これをDNA、RNA、PNA(ペプチド核酸)へどのように応用できるのかを概説して頂きました。