更新日:2010.10.08
本学の学生が開発中の超小型衛星「鳳龍弐号」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が平成23年度に
H2Aロケットに搭載して打ち上げる人工衛星として選定されました。
「鳳龍弐号」は、1辺の長さ約30cmの立方体で、重さ6.33kgの小型衛星。宇宙空間での世界初の300V発電に挑む高電圧発電実験、衛星帯電防止測定技術、宇宙デブリセンサの実証というミッションを掲げ、さらに地球撮影画像を用いた地域貢献と宇宙利用人材育成プログラムの実施も目的としています。
また、本学の超小型衛星試験センターを利用し、打ち上げ前に必要な衛星環境試験の殆どを自前で実施する計画です。
鳳龍2号の開発は、2006年度から開発されてきた「九州工業大学100周年記念衛星鳳龍」を基に、2009年秋から本学が文部科学省の「組織的な大学院教育改革推進プログラム」の採択を受けて実施する「プロジェクト?リーダ型博士技術者の育成(ProST)」プログラムの一環として実施されています。
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