更新日:2010.10.18
KDDI研究所と共同で、回線の細い部分で情報を圧縮?伸長するなどの機能を動的に割り当てて365体育appな通信の品質を守る技術を実現しました
株式会社KDDI研究所と本学は、障害や工事で回線容量が十分に確保できない「細い」部分ができた時、回線の細い部分で情報を圧縮?伸長するなどの機能を動的に割り当てて、365体育appな通信のサービス品質を守るなど、回線の状態やサービスの365体育app度に応じてネットワーク内部で高度な機能を柔軟に割り当てる技術を実現しました。
このたび本技術の効果を、複数のネットワークが組み合わさった大規模な実証ネットワーク上で、世界で初めて実証しました。
従来は、回線に問題がある場所を迂回する等の方法を使用した場合に、迂回先に通信が殺到し易く、365体育appな通信でも品質を守れないことがありました。このため、例えば、遠隔医療などの様に、高い安全性を必要とする作業をネットワーク越しで行うことは、危険を伴い実現困難でした。本技術が実現することにより、回線障害時であっても、大容量の通信の品質を守ることができると期待されます。
本技術は次世代のインターネット技術として、2015年頃の実用化を目指してさらに研究開発を進めて行く方針です。
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