平成22年10月10日(日)、産業医科大学においてバイオメディカル?ファジィ?システム(BMFSA)学会の年次大会が開催され、本学の学生?教員らが、最優秀論文賞?奨励賞を受賞しました。
本賞は、大会発表前に提出された論文の内容を委員会にて評価し、さらに、口頭発表当日の内容も総合的に判断し、奨励賞を与えるものです。
記
◆最優秀論文賞(The Excellent Paper Award)
受賞者 : 上村 浩文(富士電機㈱)
Krystian Mikolajczyk (CVSSP, Surrey University)
Joo Kooi Tan (九州工業大学 工学研究院 機械知能工学研究系,助教 )
石川 聖二 (九州工業大学 工学研究院 機械知能工学研究系,教授 )
受賞論文: カメラ動き補償のための複数特徴点追跡
概 要 : 本論文は、人の動作の自動認識への応用を目的としたモバイルカメラのカメラ動き補償法を提案している。カメラ動き補償に必要となる背景の特徴点追跡において、従来、長時間にわたって生じる特徴点追跡の不安定性問題を解決し、新たな特徴点の検出?追加法を加えて、より正確な背景領域の動き推定を実現している。複数屋外環境の映像による実験を行い、本提案手法のロバスト性及び高速化を検証した。
受賞経緯: <論文賞選考委員会より>
発想に新規性がありかつ学術的レベルが高く、手法の論理性が明快である。また、国際的共同研究チームによる、世界的視野でのハイレベルな研究はBMFSAの「国際的地位向上」に貢献できる。
◆奨励賞
受賞者 : 三宅 徳朗(大学院工学府 機械知能工学専攻 知能制御分野)
受賞者 : 中島 佑樹(大学院工学府 機械知能工学専攻 知能制御分野)
受賞者 : 江口 正徳(大学院生命体工学研究科 脳情報専攻)
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