更新日:2014.01.27
本学大学院工学研究院 機械知能工学研究系の金亨燮(きむひょんそぷ)教授、産業医科大学の青木隆敏(あおきたかとし)准教授らの研究グループは、画像の「位置合わせ技術」と「引き算技術」による胸部3次元CT画像診断支援法を開発し、世界で初めて臨床試験を実施した結果、肺の病変を正確に診断する精度の向上を達成しました。
この支援法を使ったシステムが実用化されれば、日々膨大な量のCT画像を見る医師の強い味方となり、医師の診断の際に、現在よりも病変を発見しやすくなります。それによって、肺がんなどの早期発見?治癒の確率が高まることが期待されます。
※試験結果は昨年12月に、北米放射線学会の論文誌「Radiology」のオンライン速報版に掲載されています。