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多国籍なプロジェクトが開発した放電実験衛星「鳳龍四号」の完成披露会を開催しました

更新日:2016.01.06

 平成28年1月5日(火)、戸畑キャンパスにて、放電実験衛星「鳳龍四号」の完成披露会(記者会見)を行いました。
 本学では、平成25年度から放電実験衛星「鳳龍四号」を開発しており、本衛星はJAXA相乗り衛星として、ASTRO-Hその他3基の超小型衛星と共に、平成28年2月12日(金)にH-ⅡAロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
 鳳龍四号は1辺が約40cm、重量は約10kgの立方体です。メインミッションは高電圧太陽電池の技術実証と、放電電流の測定、放電画像の撮影で、その他を合わせて計9つのミッションが搭載されています。
 また、本衛星の開発は、宇宙環境技術ラボラトリーの若手職員と本学宇宙工学国際コースに在籍する大学院生が中心となって行なわれました。プロジェクトメンバーの半数は世界14ヶ国からの留学生であり、世界でも稀にみる多国籍な超小型衛星プロジェクトです。
 完成披露会の当日は、松永学長、宇宙環境技術ラボラトリーの趙 施設長、宇宙環境技術ラボラトリーのファール研究職員が、新聞やテレビ等の報道関係者へプロジェクトや鳳龍四号のミッションについて説明しました。その後の質疑応答では多数の質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。


完成披露会(記者会見)の様子

放電実験衛星「鳳龍四号」


学長室より
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