2023年9月22日~24日の3日間、日本工学院専門学校蒲田キャンパス 片柳アリーナにおいて、全国の学生が集まり室内飛行の技術で競い合う「第19回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」が開催されました。九工大からは学生グループ「RC-Bird」と「無線部」が出場しました。
大学院情報工学府 情報創成工学専攻 博士前期課程2年の菊池拓哉さんと髙橋芳史聖さん(同 2年)からなるチーム「RC-Bird」は、飛行競技のユニークデザイン部門に出場しDRONE STAR賞を受賞しました。ユニークデザイン部門は、機体のユニークさや有用性、チームによる発表にて評価される競技で、全国から9団体の出場があり、そのうち2団体が受賞となりました。
「RC-Bird」は、2個のサーボモータの操作で、滑走離陸?羽ばたき飛行?八の字飛行?宙返り?滑空?着陸ができる羽ばたき飛行ロボットで、重量はわずか20gです。サーボ機構を活用した羽ばたき翼機を製作し、飛行を成功させたことが評価され受賞に至りました。(飛行動画はYouTubeとXで公開されています。)羽ばたき飛行ロボットは、ドローンとともに新たな飛行ロボットの一形態として期待されています。
また、「無線部」から2機(Mamorun Auto、ブラチャン。)が、飛行競技のマルチコプター部門に出場しました。マルチコプター部門は、ヘリポートから飛行を開始してミッションエリアで各ミッションを完了したのちに、ヘリポートに帰還するまでの成果を競い合う競技で、全国から13団体が出場しました。
「Mamorun Auto」は、制御回路?制御ソフトウェアを含めて機体を自作し、離陸?メインミッション?高所物資運搬?Rocking Wings(自律飛行制御)?着陸を行い、予選を2位で通過し、決勝では4位の成績を収めました。
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