更新日:2025.03.26
2024年12月18日~20日、岩手県のアイーナいわて県民情報交流センターにおいて、第25回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2024)が開催され、大学院生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻 高嶋 一登研究室に所属する、博士前期課程 生体機能応用工学専攻 2年の鈴木 秀隆さんらと博士前期課程 生体機能応用工学専攻 2年の谷口 太一さんらが発表を行い、ともに優秀講演賞を受賞しました。
近年、機械技術やロボット技術は、産業?介護?福祉分野など、多岐にわたる分野で幅広く応用されています。鈴木さんの発表は、形状記憶合金とジャミング転移現象を組み合わせることで剛性や形状を変更可能にしたロボットのリンクを双腕ロボットに取り付け、ピックアンドプレース動作に応用したものです。また、谷口さんの発表は、幅広い環境に対応できるように、形状記憶ポリマーを用いることで測定レンジや感度を変更可能にした力覚センサをロボットハンドの把持力測定に応用したものです。これらの発表内容が高く評価され、今回の受賞に至りました。
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受 賞 者 |
鈴木 秀隆 (大学院生命体工学研究科 博士前期課程 生体機能応用工学専攻 2年 ※発表当時) 髙嶋 一登 (大学院生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻 准教授) 長 弘基 (北九州市立大学 国際環境工学部 機械システム工学科 准教授) |
論文題目 | 形状記憶合金とジャミング転移現象を用いた可変剛性リンクを搭載した双腕ロボットのピックアンドプレース動作 |
受 賞 者 |
谷口 太一 (大学院生命体工学研究科 博士前期課程 生体機能応用工学専攻 2年 ※発表当時) 髙嶋 一登 (大学院生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻 准教授) |
論文題目 | 形状記憶ポリマーを用いた力覚センサによる把持力測定 |