2025年3月24日、九工大の大学間連携協定校である、ベトナム?ホーチミン工科大学(HCMUT)の学長を含む一行5名が、戸畑?若松キャンパスなどを表敬訪問しました。
HCMUTは、ベトナム国内の工学分野において第2位の評価を受けている大学で、ベトナム国家大学ホーチミン校の一員であり、国家重点大学として365体育appな役割を担っています。九工大とHCMUTは、2017年に学術交流協定(MOU)を締結し、署名式には当時の尾家学長と窓口教員である生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻の田中 啓文教授がHCMUTを訪問しました。今回の訪問は、その際の返礼として実施され、田中教授が全行程を同行しました。
訪問当日、一行は九工大の三谷学長を表敬訪問しました。ダブルディグリー制度、共同研究、プロジェクトの共同提案、シンポジウムでの学生派遣など、両校の長年にわたる活発な交流について確認し、今後も引き続き連携を深めていくことで合意しました。その後、一行は戸畑キャンパスの革新的宇宙利用実証ラボラトリーを視察しました。続いて中村記念館展示室を訪れ、明専会常務理事である生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻の花本 剛士教授より展示内容の説明を受けました。
午後には、若松区のエコタウンへ移動し、未来社会ロボット実装センターを視察しました。その後、若松キャンパスの次世代パワーエレクトロニクス研究センターとニューロモルフィックAIハードウェア研究センターを順次視察しました。各視察先では活発な質疑応答が行われ、九工大の研究レベルの高さを改めて認識されている様子が見受けられました。
訪問の最後に、Mai Thanh Phong学長より「今後さらに両校間の学生交流および研究交流を強化していきたい」との意向が示されました。今回の訪問を通して両校の交流は一層深まり、九工大としても、さらなる協力関係を築いていきます。
今回、HCMUTからの訪問団は以下の5名で構成されていました:
?Mai Thanh Phong 教授 (学長)
?Pham Tran Vu 准教授 (副学長)
?Pham Tan Thi 准教授 (理工学研究本部長)
?Lai Quoc Dat 准教授 (国際関係本部長)
?Dr. Nguyen Le Dzung (総務本部長)