更新日:2025.08.08
2025年7月28日、在シンガポール日本大使館のJapan Creative Centre (JCC)において、大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻の柴田 智広教授が、「Care Technologies for Older Adults in Super-Aged Japan: The Frontiers of Robotics and AI」と題した講演を行いました。
柴田教授は、日本が直面している超高齢社会の課題について解説しました。それらの課題の緩和に向けた取り組みとして、これまで自身が携わってきた研究成果や、自国で推進されている施策を紹介し、介護分野におけるロボット機器の活用の必要性を示しました。
また、患者の移乗によって生じる慢性的な腰痛や怪我の軽減を目的としたアシストスーツや、トイレや脱衣所での立位保持や座位間の移動を支援するロボットのデモンストレーションも行われました。質疑応答の時間には、参加者から多くの質問が寄せられ、ロボット技術への高い関心を伺うことができました。
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