更新日:2025.10.02
2025年9月14日~27日までの14日間、マレーシア?プトラ大学(UPM)から21名の学生が九工大を訪問しました。今回の受入プログラムは、教養教育院が中心となって実施し、UPMの学生は「国際協働演習」(教養教育共通人文社会系選択科目)を履修する九工大生と共に、「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマとしたProject Based Learning (PBL)に参加しました。
プログラムでは、教養教育院 人文社会系の蔡 佩宜准教授および齋藤 宏文准教授によるSDGsワークショップを実施しました。日本および北九州地域のSDGsの取り組みを紹介し、マレーシアの事例と比較しながら、参加学生同士、活発な議論を交わしました。また、北九州エコタウンセンターを訪問し、地域におけるSDGsの実践について学びました。
さらに、九工大の専門教育の体験として、飯塚キャンパスのデザイン工房での3D-CADモデリング体験、大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系の武村 紀子准教授の研究室見学、学生プロジェクト「Hibikino-Musashi@Home」によるロボット開発ワークショップ、学生プロジェクト「メタプラス」の活動紹介なども行いました。
文化交流の機会としては、戸畑キャンパスのランゲージラウンジでの歓迎会や、飯塚キャンパスのグローバルコミュニケーションラウンジでの茶道体験などを行い、UPMの学生は、日本文化への理解を深めることができました。
参加学生にとって、本プログラムは日本、北九州、そして九工大の技術やSDGsの取り組みを学び、持続可能な未来を考える貴重な機会となりました。