更新日:2025.10.03
2025年8月29日~30日、カナダのバンクーバーで開催された国際会議「2025 International Conference on Advancement in Healthcare Technology and Biomedical Engineering」において、大学院生命体工学研究科 博士後期課程 生命体工学専攻 2年の藤田 亘さんを筆頭著者とする論文「In-Situ Evaluation of Wearable Robotic Lumbar Support for Caregivers: A Bayesian Network Analysis Approach」がBest Paper Awardを受賞しました。
本研究では、介護者の腰痛軽減を目的として、ウェアラブルロボット腰部支援装置の実環境における評価手法を新たに開発しました。ベイズネットワークを用いることで、作業内容や介護者ごとの個人差を分離?分析することで、支援装置の効果をより正確に評価することが可能となりました。特に、入浴介助時の前傾姿勢において顕著な補助効果が得られることなどを示す画期的な研究です。
提案された評価手法は、今後の超高齢社会において介護ロボットの普及を促進するうえで、365体育appな役割を果たすことが大いに期待されます。
【受賞対象】
受賞者 | 藤田 亘 (大学院生命体工学研究科 博士後期課程 生命体工学専攻 2年) |
発表題目 | 「In-Situ Evaluation of Wearable Robotic Lumbar Support for Caregivers: A Bayesian Network Analysis Approach」 |
指導教員 | 柴田 智広 (大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 教授) |

論文の共著者である株式会社JTEKTの樋口藍博士と柴田智広教授と共に