更新日:2025.11.26
九州工業大学大学院情報工学府と、筑紫女学園中学校?高等学校は、相互の教育に係る交流?連携を図ることを目的として、連携協定を締結しています。
2025年11月21日、この連携協定の一環として、大学院情報工学研究院 生命化学情報工学研究系の竹本 和広教授による「そのときAIは誰を見殺しにするか ~AI倫理を考える~」と題した進路選択特別講演会を、筑紫女学園高等学校1年生29名に対して実施しました。この2025年度進路選択特別講演会は全4回の実施を予定しており、今回は第2回目の実施となります。
第2回講演では、自動運転車がブレーキ故障で暴走した場合、AIは「信号を無視した高齢者3人」を助けるのか、それとも自動運転車に乗っている「車内の親子3人」を助けるのか、このような究極の選択をテーマに、AIはどう判断するのかを参加し生徒の皆さんと一緒に考えました。AIの道徳的判断の傾向を探りながら、AIアライメントについても考察を深めました。講演中は多くの活発な質問が寄せられ、大変有意義な時間となりました。
九州工業大学情報工学研究院では、引き続き、筑紫女学園中学校?高等学校における理工系分野の教育に協力することにより、同校における教育や人材育成に協力するとともに、入学前の女子中高生に対する理工系分野への進学意識の向上に貢献していきます。









