更新日:2017.07.11
アジア、アフリカ各国と共同で進めてきた衛星開発プロジェクト(BIRDS Satellite Project)ですが、平成29年7月7日(金)17:50に日本、ガーナ、モンゴル、18:20にバングラデシュ、ナイジェリアの衛星が国際宇宙ステーションからの放出に成功しました。
JAXAつくば宇宙センターでは、本学の尾家学長、芹川工学研究院長が、各国の特命全権大使等の関係者、戸谷一夫文部科学事務次官、JAXA奥村直樹理事長、JAXA若田光一宇宙飛行士らとともに放出の瞬間を見守りました。
本学の戸畑キャンパスで行われたパブリックビューイングでは、JAXAつくば宇宙センターを中心に各国との中継をつないで、BIRDS Satellite Projectのメンバーらとともに、衛星放出時の喜びを分かち合いました。
7月8日午前の時点で、各地にある地上局において放出した全5基からの信号を受信し、全衛星5基の生存を確認しております。
【公式声明】
BIRDS衛星5基は、2017年7月7日に国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から、無事に軌道上に放出されました。衛星放出にご尽力いただきました関係各位に深く感謝いたします。
放出後は、各衛星からのビーコン信号を受信し、全衛星5基の生存を確認いたしました。現在のところ、次の運用段階に移行する準備として、各衛星の健康状態の調査を行っています。
衛星信号受信の過程で、世界のアマチュア無線家の方々に多大なるご支援をいただきましたことに深く感謝いたします。
◇この放出の様子は、以下のJAXA公式YOUTUBEチャンネルからご覧頂けます。
ご覧になる方は、こちらから。
◇詳細はこちらから(プレスリリース)