更新日:2017.08.01
宇宙環境技術ラボラトリーが2011年度から取り組んできました超小型衛星試験規格、ISO-19683 “Space systems —Design Qualification and Acceptance Tests of Small Spacecraft and Units”が、2017年7月15日締め切りの最終投票にて承認され、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の正式な国際規格として成立することとなりました。
規格制定には、同ラボラトリーの趙教授がプロジェクトリーダーとなり、本学超小型衛星試験センターのメンバーをはじめとする世界中の超小型衛星の専門家による国際チームを組んであたりました。本規格は、超小型衛星の信頼性向上に大きく貢献することが期待されています。
本規格の成立にあたり多大なるご支援をいただきました関係諸機関様に、深く感謝いたします
宇宙環境技術ラボラトリーでは、趙教授?赤星教授?豊田准教授の3名の教員が積極的に宇宙関連の国際標準規格作成に関与しています。これまでに、ISO-11221(衛星帯電試験方法)、ISO-11227(イジェクタ試験方法)、ISO-19923(最悪帯電環境)と本規格の計4件の国際標準規格作成に貢献してきました。
今後も、国際標準規格作成を通じて研究成果を実社会に還元していきます。