更新日:2017.08.09
九州工業大学工学部/工学府 宇宙システム研究室と宇宙クラブ(学生プロジェクト)は、航空機のように何度も再使用可能な有翼ロケットの研究開発に産官学連携で取り組んでいます。
2019年に米国カリフォルニア州モハーヴェ砂漠にて飛行実験を計画している有翼ロケット実験機WIRES#015(全長4.6m、打上げ時質量1t)の基本設計審査を、平成29年7月27日(木)と28日(金)の2日間にわたり、本学の戸畑キャンパス図書館4FのAVホールにて開催しました。
学内の教育職員、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や民間企業の研究者や技術者等30名以上が参加し、『機体システム設計』、JAXA?IHI?IHIエアロスペースが開発中のLNG(液化天然ガス)エンジンとの『インタフェース設計』、ならびに『全体開発計画』について、設計や実証方法の成立性、関連する潜在的な問題点やリスク等の審査を行いました。
今後は、機体製作のための詳細設計を進めることになりました。