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有翼ロケット実験についてNASAと研究会議を開催しました

更新日:2017.09.29

 九州工業大学宇宙システム研究室は、航空機のように何度も再使用可能な有翼ロケットの研究開発に産官学連携で取り組んでおり、宇宙クラブ(学生プロジェクト)と協力して飛行実証実験を実施しています。

 2018年から米国で飛行実証実験を実施するにあたり、平成29年9月14日(木)と15日(金)の2日間テキサス州ヒューストンにおいて、アメリカ航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターの研究者を交えて、機体開発を行う本学の学生と教員、LNG(液化天然ガス)エンジンを開発する宇宙航空研究開発機構(JAXA)やIHI、IHIエアロスペースの技術者等総勢30名が、有翼ロケット実験プロジェクトに関する活発な意見や技術情報の交換を行いました。

 NASA訪問前には、有翼ロケット実験機の地上支援装置を担当するテキサス大学エルパソ校および推進系を開発する南カリフォルニア大学などを訪問するとともに、射場となるカリフォルニア州モハーヴェ砂漠において係留気球を用いた通信機の性能試験を実施しました。

◇有翼ロケット実験機の基本設計審査会の記事はこちら


NASAジョンソン宇宙センターでの会議の様子

NASAジョンソン宇宙センターでの会議の様子

NASAジョンソン宇宙センターでの会議参加者の集合写真

NASAジョンソン宇宙センターでの会議参加者の集合写真

WIRES#015の概要

WIRES#015の概要

係留気球による通信機性能取得試験の様子

係留気球による通信機性能取得試験の様子


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